横浜市の不用品回収 詳細ガイド|費用相場・業者の選び方・粗大ごみとの比較
横浜エリアで不用品を片付けたい方に向けて、料金の目安から信頼できる業者の見つけ方まで、現場をよく知る専門家に教わった内容をまとめました。
街中を走り回る「無料回収」と書かれたトラックを見かける一方で、後から高額な料金を請求されたという話もニュースで耳にしますよね。じゃあ、どんな業者に頼めば安心なのか、どんな順番で進めればトラブルを避けられるのか──。
この記事では、横浜エリアで不用品を処分するときの料金の目安・横浜市の粗大ごみのルール・良い業者の見抜き方・依頼の進め方を、現場をよく知る専門家「豊田貴士さん(株式会社MFS 現場統括責任者・古物商の有資格者)」に監修してもらってまとめています。
横浜市で不用品を処分する4つの方法
横浜市で不用品を片付ける方法は、大きく分けて次の4つです。
横浜市の粗大ごみ
200円〜2,500円/点
申込から1〜2週間 自分で運び出し 少量・時間に余裕あり
不用品回収業者
1.5〜3万円
即日〜3日対応 運び出しは業者が 急ぎ・大量・大型あり
買取業者
0円〜(収入)
1〜2週間で査定 査定の手間あり 状態の良い高額品
引越し業者の引取
3,000〜1万円/点
引越し当日対応 ほぼ手間なし 引越しと同時に
横浜市の粗大ごみ処理 ルールと料金
まずは一番安く済む、横浜市の粗大ごみ制度から見ていきましょう。
申込方法と受付窓口
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号(一般加入電話) | 0570-200-530 |
| 電話番号(携帯・IP電話) | 045-330-3953 |
| 受付時間 | 月〜土 8:30〜17:00(祝日含む) |
| 休業日 | 日曜・年末年始(12/31〜1/3) |
| WEB申込 | 横浜市公式サイトから24時間受付 |
| LINE申込 | 横浜市公式LINEから受付 |
| チャット申込 | 公式サイトのチャットから受付 |
| 支払い方法 | 粗大ごみ処理券または電子決済(クレジットカード・PayPay) |
申込から収集までの流れ
- 電話・WEB・LINEのいずれかで申込み
- 収集日と料金が決まる(だいたい 1〜2週間後)
- コンビニで粗大ごみ処理券を買う(電子決済なら不要)
- 収集日の朝、決められた場所に出す
- 業者が回収
注意点:家電リサイクル法の対象品目は出せない
横浜市の粗大ごみでは、次の家電は回収してもらえません。
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- エアコン
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
これらは家電リサイクル法 (使い終わった家電を、決められたルートでリサイクルすることを定めた法律) の対象なので、家電量販店に引き取ってもらうか、指定引取場所に持ち込む必要があります。リサイクル料金(品物によって¥1,000〜¥5,000ほど)+ 運ぶ料金が別にかかります。
横浜市・神奈川エリアの不用品回収業者の実態
業者を選ぶときの参考に、横浜・神奈川エリアの業者の実態を数字でお伝えしますね。
業者数と許認可の保有率
AI一括見積もりの登録業者候補データベース(4,980社)から、横浜・神奈川エリアに対応する業者を数えてみました。
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 横浜・神奈川エリア対応業者数 | 518社 |
| うち古物商許可を持っている | 178社(34.4%) |
| うち産業廃棄物収集運搬業許可を持っている | 90社(17.4%) |
| うち両方とも持っている(最も信頼できる業者層) | だいたい60社前後 |
つまり、横浜エリアで業者を選ぶときに、3社のうち2社くらいは古物商許可を持っていないということになります。「買取できます」と言っていても、実は法的には買取できない業者も混じっているわけです。
業者依頼 vs 横浜市の粗大ごみ:どちらが向いているか
ケース別にまとめてみました。
業者に頼むのが向いているケース
- ☑ 引越しや実家の片付けで、1週間以内に処分したい
- ☑ 大きい家具や家電が3点以上ある
- ☑ マンションで運び出しが大変(エレベーターなしも含む)
- ☑ 冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法の対象品がある
- ☑ 解体が必要な家具がある(タンス・ベッドフレームなど)
- ☑ 状態の良い家具・家電があって、買取も一緒に頼みたい
横浜市の粗大ごみが向いているケース
- ☑ 1〜2点だけ処分したい
- ☑ 1〜2週間の余裕がある
- ☑ 家電リサイクル法の対象品は含まれていない
- ☑ 自分で指定場所まで運び出せる
- ☑ とにかく安く済ませたい
横浜エリアで優良業者を見分ける5つのポイント
業者選びで失敗しないために、頼む前に必ずチェックしておきたい5つのポイントです。
古物商許可番号が公開されているか
買取をうたう業者は、必ず古物商許可番号を公式サイトに載せています。「○○県公安委員会 第XXXXXXXXXXX号」という13桁の番号です。載っていなかったり、問い合わせても答えられない業者は、買取の仕事を法的にできない可能性があります。
産業廃棄物収集運搬業許可(該当エリア)の保有
事業所から出るゴミや、解体で出る廃材を含むときは産業廃棄物許可 (事業から出るゴミを運ぶための許可) が必要です。神奈川県・東京都など、対応エリアの許可があるか確かめましょう。この許可がないまま事業ゴミを回収する業者は、不法投棄につながる恐れがあります。
損害補償保険への加入
作業中に建物や家財を傷つけてしまったときに備えた、損害補償保険に入っているかを確認します。たとえば株式会社MFS(エコクイッカー)は三井住友海上の最大3,000万円の損害補償保険に加入しています。
見積もりが書面で出されるか
口頭で「だいたい○万円くらい」と言われるのは危険信号です。書面で見積もりをもらって、追加料金がどんなときに発生するかまで書いてもらうのが鉄則です。
会社所在地と固定電話が公開されているか
携帯電話の番号しか書いていなかったり、住所が「神奈川県内」など曖昧な業者は避けましょう。会社の住所と固定電話がきちんと公開されている業者を選びます。
横浜市の不用品回収 費用相場(業者依頼の場合)
横浜エリアの業者に頼んだ場合の料金の目安です。
| トラック規模 | 積載量目安 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 軽トラック1台分 | 1Rワンルーム相当 | ¥15,000〜¥30,000 |
| 1tトラック1台分 | 1K〜1LDK相当 | ¥30,000〜¥50,000 |
| 2tトラック1台分 | 2DK〜2LDK相当 | ¥50,000〜¥80,000 |
| 2tトラック2台分 | 3LDK〜4LDK相当 | ¥80,000〜¥150,000 |
追加料金がかかりやすい例
- エレベーターのないマンション の2階以上:+¥3,000〜¥10,000
- 解体作業(タンス・ベッド):1点あたり+¥2,000〜¥5,000
- 家電リサイクル法の対象品:法定リサイクル料金(¥1,000〜¥5,000)+ 運搬料金
- 特殊清掃を伴う場合:別途見積もり
横浜エリアでの「無料回収」トラックに要注意
街中を「無料回収」と言いながら回っているトラックは、ほとんどが無許可で営業しているものです。
無料と聞いて作業を頼んだ後、「処分料は別にかかります」「貴重品があったので持ち帰ります」などと、後から料金を請求されるトラブルが横浜エリアでもたくさん報告されています。
依頼から完了までの流れ
実際に業者に頼んでから作業が終わるまでの流れです。
見積もり依頼
オンラインで30秒入力 最大5社から見積もり
業者比較
費用・許認可 対応スピード比較
訪問見積もり
物量・現場を確認 書面で確定
作業当日
運び出し・解体 1〜2時間が目安
完了・書類受領
領収書 マニフェスト等
くわしい手順
STEP 1:オンラインで一括見積もりを頼む(30秒)
最大5社の登録業者から見積もりが届きます。電話勧誘はないので、料金や対応をじっくり比べられます。
STEP 2:見積もりを比べて業者を選ぶ(1〜2日)
費用だけでなく、次のような点も比べてみてください。
- 古物商・産廃の許可があるか
- 損害補償保険に入っているか
- 訪問見積もりに来てくれるか
- 対応の早さ(当日や翌日に来てくれるか)
STEP 3:訪問見積もり、またはオンライン見積もりで料金を確定
量が多いときや大きい家具があるときは、家まで来てもらう訪問見積もりがおすすめです。写真を送るだけで料金を出してくれる業者もあります。
STEP 4:作業当日
決めた時間に業者が到着 → もう一度、品物と料金を書面で確認 → 作業スタート(軽トラ1台分でだいたい1〜2時間)→ 終わったら確認して支払い、という流れです。
STEP 5:必要に応じて書類を受け取る
領収書、産業廃棄物管理票(マニフェスト・事業ゴミの場合に発行される伝票)、家電リサイクル券の控え(家電リサイクル法の対象品があった場合)を受け取ります。
横浜市での不用品回収 よくあるトラブルと対処法
横浜エリアで実際に起きているトラブルと、現場目線の対処法をご紹介します。
トラブル1:見積もり後に高い追加料金を請求される
対処:見積もりのときに追加料金がどんなときに発生するか、書面ではっきりさせてもらうこと。「物量が見積もりの1.5倍を超えた場合のみ」というふうに、具体的に書いてもらいましょう。
トラブル2:作業中に建物や家財が傷ついた
対処:頼む前に損害補償保険に入っているか確認しておきましょう。作業前に元々あった傷を写真に撮っておくと安心です。
トラブル3:不法投棄に巻き込まれる心配
対処:産業廃棄物マニフェスト(廃棄物の流れを記録する伝票)を発行できる業者を選びましょう。事業ゴミや解体廃材は産廃許可が必須です。
トラブル4:当日のキャンセル料
対処:契約書でキャンセルのルールを確認しておきましょう。当日キャンセルは50〜ほぼ確実にのキャンセル料がかかるのが普通なので、それを理解した上で頼みましょう。
トラブル5:「無料回収」を信じて後から請求された
対処:そもそも「無料回収」のトラックは使わないこと。許可を持っている業者は、街中を無料で巡回するメリットがないんです。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 横浜市で即日対応してくれる業者はありますか?
A. はい、横浜エリアに対応している業者の多くは当日〜翌日対応が可能です。ただし土日や引越しシーズン(3〜4月)はすぐに予約が埋まってしまうので、できれば前日までに頼んでおくと安心です。
Q2. マンションでエレベーターがありません。追加料金はどれくらいかかりますか?
A. 一般的にエレベーターなしで2階以上の物件は、1階あたり ¥1,000〜¥3,000 の追加料金が目安です。事前に伝えておけば、追加料金も最初の見積もりに含めてもらえます。
Q3. 横浜市内の対応エリアはどこまでですか?
A. AI一括見積もりの登録業者は、横浜市18区すべてに対応しています。鶴見区・港北区・神奈川区・西区・中区・南区・港南区・保土ケ谷区・旭区・磯子区・金沢区・栄区・戸塚区・泉区・瀬谷区・緑区・青葉区・都筑区が対象です。
Q4. ゴミ屋敷の片付けも頼めますか?
A. 頼めます。特殊清掃も必要な場合は別途見積もりとなります。プライバシーにも配慮した作業をしてもらえるので、見積もりのときに相談してみてください。
Q5. 古い家電を売りたいのですが、買取してもらえますか?
A. 製造から5年以内の家電なら、買い取ってもらえる可能性があります。古物商許可を持っていて、買取も一緒にやっている業者を選ぶと、処分費用と買取額を相殺できることもあります。
Q6. 引越し当日に頼むことはできますか?
A. 業者によります。前日までに予約しておくのが確実です。一括見積もりで「即日対応可」の業者から探すとスムーズですよ。
Q7. 法人ですが事業ゴミの回収も頼めますか?
A. はい。ただし産業廃棄物許可を持っている業者でないと、法律上、事業ゴミの収集運搬はできません。法人で頼む場合は、許可を持っている業者を指定してください。
まとめ:横浜市で失敗しない不用品回収の頼み方
横浜エリアで不用品を片付けるときは、「量・スピード・状態」で方法を選び、業者選びでは古物商・産廃・保険の3つを確認することが大切です。
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記事監修
豊田貴士 現場統括責任者 / 株式会社MFS(エコクイッカー) 不用品回収の現場一筋。年間4,000件の回収現場を統括。 古物商許可(神奈川県公安委員会 第451430009493号)保有。
本記事は2026年5月時点の情報に基づきます。横浜市の粗大ごみ料金・受付方法は変更される場合があります。最新情報は横浜市公式サイトをご確認ください。
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